リゾートバイト

【体験談】箱根の旅館でリゾートバイトをしてみた

これからリゾートバイトを始めるにあたって実際にどんなことするの?職場環境は?周辺に何か美味しい場所とかある?と気になる方もいるのではないでしょうか?

今回の記事では、実際にどんな仕事内容で勤務時間はどのくらい?だったり職場の人間関係などのお話をしていこうと思います。

それではどうぞ!

仕事内容

神奈川県では箱根にある箱根旅館で業務全般の仕事をするということで働きにいきました。

詳しい仕事内容を聞くと宴会場の片付けや準備、客室に布団の準備とシーツの回収等々と聞いて現地に向かいました。

現地につくと歴史の長い旅館らしく中庭や客室は見るからに一泊数万はしそうな外観でした。

のびしろさん
のびしろさん

一度は泊まってみたいな〜♪

しかし従業員は中庭やお客様が通る導線はほとんど通ることはないのであまりじっくり見る機会はなかったです。

布団を敷きに行くときだけ部屋からちらっと中庭が見える程度でしたが、仕事に追われててそれどころではなかったですね(笑)

従業員の専用通路は経年劣化がひどくぼろぼろ状態で埃っぽくもありました。

最初は結構汚いなと思ってましたが、ずっと働いていくとなれるものですね。

開業してから70年以上経過してるらしかったので内部がぼろぼろなのも納得がいきました。

築70年ってすごい!

のびしろくん
のびしろくん

宴会場の準備と片付け

大人数での利用(団体客)も多く大広間で掃き掃除をして座布団とお膳、お箸、お膳の上に懐紙を人数分用意してカラオケする予定があれば機材の準備もしていました。

並べる間隔もきっちり揃うようにスピーディーに丁寧にみんなで協力してやっていました。

スタッフみんな率先して動いていて最初は圧倒されましたがぼくも感化されて次第に動けるようになっていきましたね。

朝食、夕食で使う食器を人数分用意

厨房の方たちが調理した料理を僕たちが準備したお皿にどんどん盛り付けていくので、ここで数があってないとすこし面倒なことになります。

ぼくが行ったところは料理長がかなり厳しく厨房はいつもぴりぴりしているので、お皿の数を僕たちが間違えると料理長の怒りが厨房の方に向かい、厨房の方は僕らの上司にきつく当たり、最終的に上司から僕らが厳しく怒られる感じでした。

のびしろくん
のびしろくん

すごい悪循環だね〜次怒られるのが自分ってわかっていると少し怖いかもね

「お皿の数を人数分用意する」ただそれだけの単純作業なのですが、意外と合ってない事が多いので、間違えないようにスタッフ3人で3重でチェックしていました。

単純作業ほど意外とミスがでやすいよね〜

うるふ村長
うるふ村長

おふとんの準備

お客様が夕食に行っている間に客室に向かい布団を敷きに行きます。

まずテーブルをテレビの前に移動させます。

テーブルの向きや椅子の配置の仕方は畳のへりを目安に動かしていきます。

配置の仕方も最初に丁寧に教えてもらえました

その次は人数分の敷布団を出して並べて、その上にシーツを被せてシワが無いようにピンと張っていきます。

これが意外と難しくて最初は一つするのに数分かかっていましたが、スタッフと競争しながらやっていくうちにどんどん慣れて最終的には一つの布団を作るのに30秒ほどでできるようになっていました。

カバ町長
カバ町長

布団が綺麗だと気持ちいいんだよね♪

料理の盛り付け

現地に到着して一番驚いたのが、料理の盛り付けもするところでした。料理の盛り付けと聞いて完全に不意をつかれました。

これはまず聞いていなかったのと、他のホテルで皿洗いのバイトをしていたのですが厨房の人たち血気盛んでめちゃくちゃ苦手意識があったからです。

案の定厨房の空気は静かですが、かなりピリついていて恐ろしかったです。

一度料理長が、怒鳴り散らかしていたことがあって「お前はなにができるんだ!」「とろとろと仕事しやがって一番早くできるものいってみろ!」「おい答えろ!」「お前が一番得意なもので俺と勝負しろ!」と激怒していて怒られていた人はずっと黙っていました。

そして次の日に出勤してこなくて部屋を見に行ったらもぬけの殻だったということもあったみたいです。

料理の盛り付けに関しては、盛り付けの見本を作ってくれているのでよく観察して、わからないところはすぐきくという感じでした。

一つの皿に7〜10の食材が載っているのでスタッフ1人が1つの食材の入っているトレーを持って1列に並んで順番に盛り付けていくという感じでした。

盛り付け方が少しでもずれていたら「これやったのだれ?」と呼び出されて注意されて盛り付け直ししてました。

ぼくも何回かおこられたので、この作業はかなり神経を使った記憶があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事ではぼくが実際にリゾートバイトで働いてみた体験談箱根編でした。

箱根旅館では、カーストで言えば配膳スタッフやフロントよりも厨房の方が一番トップで、厨房の前を通る時は絶対に立ち止まって一礼して「お疲れ様です!」と大きな声で言うのが決まりでした。

それを知らずに素通りすると午後からの料理の盛り付けの時に「邪魔!どけ!」とか乱暴な対応をされるので、かなり気をつけていました。

社会人になってここまで厳しい職場に来たことがなかったので、部活をやっているような気分になれて個人的には楽しかったです。

周辺には温泉施設が多かったので、箱根山を登山した帰りに温泉で汗を流して帰るという休日を過ごしていました。

今は営業してるかわかりませんが、裏路地に耳の遠いおばあちゃんがやっている駄菓子屋があって、ガラス障子一つ挟んだ先に、すぐ近くにいるのにいくら大声で呼んでも振り向いてくれないときがあって、そういう時はお金だけおいて立ち去っていました。

やろうと思えば簡単に万引きできるので、もし万引きされてたら可愛そうと思ってお金を置く時は少し多めに毎回支払っていました。

あの駄菓子屋さんまだやっているといいな〜

箱根は今まで働いた中で一番ハードといってもいいくらいの仕事内容でした。

布団敷きは敷いたら次の部屋!敷いたらまた次の部屋!とほぼダッシュでやっていかないと間に合わなかったのでプロテインは必須でしたね(笑)

すごくハードできつかったので、飛んでしまうスタッフも多かったです。その分気持ちを切り替えてこの旅館に尽くす!という精神でやりきれたので達成感もものすごくありました!

自分のメンタルを叩き直したいという方にはおすすめかもしれません!

以上最後までご覧いただきありがとうございました!

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